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-我が愛しき愛犬 龍君 & Dominique Sandaです。-
(名前は澁澤龍彦氏、坂本龍一氏、村上龍氏からいただいてます。)
「犬の愛に嘘はない」(河出書房新社刊 ジェフリー・M. マッソン 著 古草秀子訳)という本があります。副題は、「犬たちの豊かな感情世界」。 「幼児期に抱く犬たちへの愛は私たちが感じうるもっとも深い純粋な感情のひとつであり、一生を通して心に残る」....。残念ながら未読です。私には読まなくとも犬はとても真摯に飼い主を愛する生きものであり、互いの感情を尊重しあい互いに愛玩しあうことのできる唯一の生きものであることを十分熟知しているので、タイトルの「犬の愛に嘘はない」だけでもう十分に胸がいっぱいになってしまうのです。人と犬は容易く恋に陥りますが、蜜月は長くは続きません。彼らは人間より速く愛に燃え尽きてしまうのです。人間は、犬達の心も人によって病み、人によって癒されるという事実をもっと実感すべきです。アニマル・セラピーなんていわないでください。中途半端な愛ならあげないほうがましです。それはもうシリアスな愛の世界なのですから。今の世の中にはないシリアスな愛です。例え彼らがあなたの言葉を理解できずとも・・・彼らはあなたの声を理解しています。彼らにはあなただけなのです。そして、彼らがあなたの手の骨を噛み砕く牙を持っている事を忘れないでください。

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「陪審員のみなさん。この世の中では親友でさえあなたを裏切り、敵となる
ことがある。愛情こめて育てた息子や娘も、深い親の恩をすっかり忘れてしま
うかもしれない。あなたが心から信頼している、もっとも身近な愛する人もそ
の忠節を翻すかもしれない。
 富みはいつか失われるかもしれない。もっとも必要とするときにあなたの手
にあるとは限らない。
 名声はたったひとつの思慮に欠けた行為によって、瞬時に地に堕ちてしまう
こともある。成功に輝いているときにはひざまずいて敬ってくれた者が、失敗
の暗雲があなたの頭上を翳らせた途端に豹変し、悪意の石つぶてを投げ付ける
かも知れない。
 こんな利己的な世の中で、けっして裏切らない、恩知らずでも不誠実でもな
い、絶対不変の唯一の友はあなたの犬だ。

 あなたの犬は富めるときも貧しきときも、健やかなるときも病めるときも、
常にあなたを助ける。冷たい風が吹きつけ、雪が激しく降るときも、主人のそ
ばならば冷たい土の上で眠るだろう。
 与えるべき食物が何ひとつなくても手を差しのべればキスしてくれ、世間の
荒波に揉まれた傷や痛手を優しく舐めてくれるだろう。
 犬は貧しい民の眠りを、まるで王子の眠りのごとく守ってくれる。

 友がひとり残らずあなたを見捨て立ち去っても、犬は見捨てはしない。富み
を失い、名誉が地に堕ちても、犬はあたかも日々天空を旅する太陽のごとく、
変わることなくあなたを愛する。
 たとえ運命の力で友も住む家もない地の果てへ追いやられても、忠実な犬は
ともにあること以外何も望まず、あなたを危険から守り、敵と戦う。すべての
終わりがきて、死があなたを抱き取り、骸が冷たい土の下に葬られるとき、人
々が立ち去った墓の傍らには、前脚の間に頭を垂れた気高い犬がいる。
 その目は悲しみに曇りながらも、油断なくあたりを見わたし、
死者に対してさえも忠実さと真実に満ちている。」       ジョージ・グレアム・ベスト

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「遊びをせんとや生まれけむ」
それは損得や利益といった考え方の、まったく埒所にある行為である。いわば、”無駄な”真の遊びであり、”余計な”消費でもある。またそれは、夢や無意識界への扉であり、”年を取った”世代にとっての遅れた幼年時代の遊びである。 -クロード・オリエ



I Think So 思う。



<BLOWIN'IN THE WIND /風に吹かれて>

どれだけ道をあるいたら
一人前の男としてみとめられるのか?
いくつの海をとびこえたら 白いハトは
砂でやすらぐことができるのか?
何回弾丸の雨がふったなら
武器は永遠に禁止されるのか?
そのこたえは、友よ、風に舞っている
こたえは風に舞っている

何度見上げたら
青い空が見えるのか?
いくつの耳をつけたら偽善者は
民衆の叫びがきこえるのか?
何人が死んだら わかるのか
あまりにも多く死にすぎたと?
そのこたえは、友よ、風に舞っている
こたえは風に舞っている

幾年月 山は存在しつづけるのか
海に洗い流されてしまう前に?
幾年月 ある種のひとびとは存在しつづけるのか
自由をゆるされるまでに?
何度ひとは顔をそむけ
見ないふりをしつづけるのか?
そのこたえは、友よ、風に舞っている

こたえは風に舞っている




これはボブ・ディランが1963年に発表したセカンドアルバム「フリーホイーリン」で、21歳のディランが当時の恋人スージー・ロトロと冬のグリニッジビレッジ西4丁目を歩く姿を撮影した大好きな写真です。



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